こんにちは。きよです。
今回はあちゅうサロンで、はあちゅうさんの新刊『婚活っていうこの無理ゲーよ』の熱血レビュー隊に立候補させてもらいました!
わたしは主人公たちと同じく、今年のクリスマスを28歳で迎えます。
ですがいかんせん恋愛経験が少ないので
「共感できるかな…?」とドキドキしながらページを開いたんです。
結果、もう心に刺さる部分が多すぎて、一段落ずつ味わいながら読みました…!
自分は、選ぶ側だと信じて疑わなかった
まだギリギリ20代だしなんて自分にいい聞かせていたけれど、決して自分たちは若くもないし、特別でもないのだと気づかされる。
美香のことばに「めっちゃわかる!」ってなって、ちょっと胸がチクッとしました。
わたしも、学生時代からの友達と一緒にいると“あの頃”と何も変わっていないように思えてくることがあって。
自分ではまだまだ若い気でいるのに、ふと出てきたエピソードが、10年前の出来事でびっくりしたり。(笑)
いつまでも自分たちが若い世代だと思ってたけど、実際は自分より7つも8つも年下の子たちが社会に出て、どんどん活躍しているのに気づいて焦ったり。
いつだって、自分は選ぶ側でいられる人生だと思ってきた。
このかえでの言葉で、「ああ、わたしも20代前半までは、自分は何でも選べるし無敵だと思ってた!」
ってことを、ハッキリと思い出しました。(恥ずかしい)
実際はもちろん全然無敵なんかじゃなくて、ありふれた普通のアラサーで。(というかむしろ、普通以下…)
“相手にも選ぶ権利はある”と自覚するところなんて、
「どこかから自分を見られていた!?」
と思うくらい、リアルでした…。
アラサーって、自分の立ち位置とか人生を見つめなおすタイミングですよね。
命かけられる仕事でもないし、恋愛くらい頑張らなきゃ
主人公の中でわたしがいちばん共感したのは、旅行会社勤務の舞でした。
「命かけるような仕事じゃないし、恋愛くらいしなきゃね」
っていうことば、実際にわたしも言ってたんですよね。
仕事に生きがいを感じながらバリバリ働いていたり、子どもを産み育てている同世代を見ると
「どっちでもない私は、一体何やってるんだろう」
と思えてきてしまうことがあって。
だけど結局、どれを選んだってそれぞれ大変なことはあるし、優劣なんてないんですよね。
出会いが目的の場に行って失敗して傷つくのは嫌。
舞のこの気持ちも、痛いくらいわかる…。
わたしも出会いの場に疲れて、趣味や習い事の場に行ったり、相手に刺激を求めたりしていたので、舞のパートはとても他人ごととは思えませんでした。(笑)
だからこそ、舞の恋愛を「どうか上手くいってほしい!」と祈るような気持ちで読んでいました。
そして結末は…舞が学んだことは、そのままわたしの学びになりました。
仕事にしても恋愛にしても、 自分の軸を見つめないと上手くいかないのは一緒なんだなと気づかされました。
まだ読んでいない方は、ぜひ本文で読んでみてくださいね。
婚活っていうこの無理ゲーよ
婚活って、普通に恋愛していたら味わわなくて良いような思いをしたり、傷つくこともあると思うんですよね。
だから、ありのままの自分と向き合ってくれる友達を大切に、アラサーの今も楽しんで。
タイトルには、はあちゅうさんのそんなメッセージが込められているのかな?なんて思いました。
まとめ
わたしは、最後まで3人とも結婚しないことに救われました。(笑)
「今はまだ、3人は一緒のステージにいてくれてる。」と思えるから。
ポジティブな人に会うと自然と気持ちが前に向くように、この本の主人公たちを見ていると
「自分も頑張ってみようかな」と前向きな気持ちになれるんです。
恋愛中の心の動きが、本当にていねいに描かれているので、読んでいるだけで恋愛偏差値が上がった気分になれます。
しばらく恋愛から離れている人もきっと、恋愛中の「何気ない毎日がちょっと楽しくなる気持ち」を思い出して、恋愛のツボが押されること間違いなしです。
わたしももちろん、ツボ押されまくりでした。
ぜひ、読んでみてくださいね。