あなたは何か達成したい目的があるとき、どうしますか?
わたしはよく自己啓発本を読んだり、twitterをチェックしてノウハウを集めていました。
でも、書いてあるやり方をマネしても
「なんか上手くいかない…。やっぱり自分には無理なのかな。」
とモヤモヤしていました。
そんな昨年9月(もう5か月前…!)に、株式会社Meee主催のワークショップ「自分の必殺技を知ろう」に参加したんです。
このワークショップ、改めて振り返ってみても本当に学びが多かったので、学んだことをシェアします。
Contents
自分なりの必殺技(=人生の攻略方法)を見つけよう
まず知っておかないといけないのは、向かっている目的が一緒でも、そこに至るまでの方法は人によってさまざまだということ。
自己啓発本に載っているのは、あくまでも著者のやり方。
そのまま真似すればうまくいくわけではないんですよね。
つまり、目的を実現するためには、
自分なりの必殺技(才能×目的を実現するための手段(スキル))
が必要ということ。
そして、ワークショップのタイトルが必殺技を”身に着けよう”ではなく、”知ろう”となっているとおり、必殺技は自分の中にあるものなんです。
1.自分のスキルを書き出す
まずは、自分の今持っているスキルを書き出していきます。
スキルと言っても、人よりちょっとだけ上手くできることで大丈夫。
例えばこんな感じ。
- 事務処理
- 窓口対応
- 調整役
- 人の話を聞く、相談に乗る
ちなみに書き出すときには、仕事はもちろん、「ふだん家族や友達から喜ばれていること」を振り返ってみると良いです。
2.スキルに関連する才能を考えてみる
自分のスキルを書き出せたら、次は
- なぜ、それが得意なの?
- 得意なのは、どの資質が関係しているの?
を考えます。
ここで、自分の才能(資質)を考えるときに使うのは、自己診断ツールストレングスファインダー。
本に書いてあるアクセスコードを入手し、自分の才能(資質)の診断を受けられるんです。
診断結果を元に、スキルに関連する才能を書き出していくと、例えばこんな感じになります。
- 事務処理:慎重さ
(まちがえないように丁寧に処理する)
- 窓口対応:適応性
(急に言われたことにも、臨機応変に対応できる) - 調整役:調和性
(みんなが納得するやり方を見つけることができる) - 相談に乗る:共感性
(人に寄り添うことができる)
改めて振り返ってみると、ふだん何気なくやっていたことにも、自分の資質が活かされてることが分かります。
株式会社Meeeが運営する自己理解についてのメディア「自分コンパス」には、ストレングスファインダーの診断によって出る各資質の強み、弱みが詳しく載っています。
ぜひ参考にしてみてください!
3.過去の成功体験と、頑張れた理由を考える
次は、過去の自分の成功体験を書き出してみます。成功体験と言っても、小さなことで大丈夫。
例えばこんな感じ。
- 人からよく「話しやすい、相談しやすい」と言われる
- 「バランスよく色んな仕事を進めているね」と褒められた
そして「なんで成功するまで頑張れたの?」というモチベーションの源泉となった資質を考えます。
例えば
- 話しやすい:共感性
(人の話を聞くのが好きだし、役に立ちたいと思うから)
- バランスよく物事をすすめる:適応性
(ひとつのことにじっくり取り組むよりも、色んなことを同時に進める方が楽しいから)
という感じです。
このように、モチベーションの源泉も資質によって違うんですね。
「頑張りたいものがあるときに、自分は何をモチベーションにすればやる気が出るのか?」
を知っておくことが大事なんです。
4.自分の才能にマッチしたスキルを身に着ける
そして次に、自分の才能(資質)の中で「これから活かしていきたいもの」を考えてみます。
例えばこんな感じ。
- 人の役に立てるときが幸せだから、共感性をさらに活かしたい!
そして、活かしていきたい才能を決めたら、そのためにはどんなスキルを身につければ良いかを考えます。
例えば
- さらに人に寄り添えるようになるために、傾聴スキルを身に着ける
など。
「スキルを身に着ける」というと、つい自分の弱みを何とかしようとしてしまいがち。
でも、目的を達成するには自分の才能にさらに磨きをかける方が近道なんです。
結論:自分の才能を引き出して、活かそう!
自分の才能を引き出してあげられるのは自分だけ。
他人のやり方に憧れるな。自信をもって必殺技を使い続けよう。そして磨き続けよう。
ワークショップ中の、やぎぺーさん(@yagijimpei)の言葉がとても印象的でした。
ちなみにわたしの必殺技は
「共感性で人の感情を理解して、揺さぶることができること」
そして身に着けたいのは
- 相手が困っているときに、助けられるようなものやサービスを知る
- もっと人に届くような、分かりやすいライティングスキルを身につける
です。
ぜひ必殺技を見つけて、自分の才能をコントロールできるようになりましょう!