会社員、複業、フリーランス‥
全9名の登壇者(+モデレーター2名!)の、さまざまな働き方やライフスタイルについて聞けた「働き方改革トークライブin大阪」。
今回は第2部の「自分の得意を活かす働き方」を振り返ります〜!
第1部はこちら▷ 情報発信で稼ぐ働き方について【働き方改革トークレポ①】
Contents
第2部 自分の得意を活かす働き方
第2部の登壇者は、こちらの3名です。
- 写真家 takumi YANO.さん(@takumiYANO_)
- アーティスト・スタートアップカフェ大阪コーディネーター 織田 尭さん(@Artist_ODA)
- 会社員デザイナー 上司ニシグチさん(@a_design_link)
そもそも得意って、どう見つけるのか?
まずは、登壇者が考える「得意の見つけ方」からスタート。
織田:まずは、色々やってみることが大事。色んなことをやり散らかして、残ったものが得意なことだと思います。
ニシグチ:前にツイートしてバズッたんですけど、自分の強みを見つけるには
- 今まで時間を使ってきたもの
- お金を使ってきたもの
- 没頭して、時間をかけてきたもの
この3つを考えてみると良いと思います。
「好き=得意」なのか?
織田:絵を描くのは好きだけど、得意とは言えないですね。
スタートアップカフェでの起業相談は、好きと得意が重なってる感じです。
るってぃ:僕ライティングは得意だけど、パソコンに向かって記事を書くのは別に好きじゃないんですよね‥。でも記事を出した後の反応を見るのは、好き。
ニシキド:得意だけど「やりたくないなー」って思うことって、普通にありますよね。
だから書く前は、記事を公開した後にバズってる所を妄想したりしてます。(笑)
ニチグチ:得意の延長線上に、好きがあると良いですよね。「すごい!」「ありがとう!」と言ってもらえるものが、得意なことなんだと思います。
自分の得意を仕事にするには?
YANO:もともと写真が得意というわけではなかったんです。
撮ってるうちに、オンラインサロンのメンバーから「やってほしい」と声をかけられるようになって。最初は無償でやっていたけど、「いくらでやってるの?」と言われ始めて、仕事になっていった。
仕事を受けるうちに、だんだん得意にしていった感じです。
織田:僕は、コマネチマーケティングです。(笑)コマネチ動画を配信して知ってもらって、「絵描いてるんだ!」って覚えてもらった。
ニシグチ:会社の外で仕事をとってくるために発信をするんですけど、 ただ成果物を発信するだけでは、差をつけるのが難しいんですよね。
だから出来上がるまでの行程を、細かくnoteに書いて公開するようにしたんです。企画書も公開して。
最初は「ニシグチ、こんなもんか。」って思われるんじゃないか?とか怖かったですけどね。
るってぃ:過程を発信するのって大事ですよね!みんな成功してから発信しようとするけど、成長する過程が共感をよぶから。
「フリーランスか複業か?」メリット、デメリット
YANO:フリーランスは、時間を自分で配分できるのがメリットですね。
るってぃ:会社員時代も仕事自体はエキサイティングで楽しかったけど、毎日同じ場所に行くのが無理だったんだよね‥。
今は、その日起きたときの気分で動ける“フッ軽さ”が良い。
織田:今って「大フリーランス時代」だけど、人によって生き残れるか、生き残れないかは正直あると思いますね。
会社だと、自分個人では会えないような人に会えたりもする。会社の“信用”をうまく使えるのがメリットだと思いますね。
ニシキド:フリーランスになって良かったのは、周りに尊敬できる人がめちゃくちゃ増えたこと。
フリーランスのみなさん: あ〜!それ!!分かる!!!
好きなことで食べて行ける?仕事にすると、嫌いにならない?
織田:絵だけでやってたときは、めちゃくちゃ頑張って描きまくっても、収入は年200万〜300万円くらいで‥。海外だと投げ銭文化があるから、また違うんですけどね。
だから、スタートアップカフェの仕事はありがたいですね。
YANO:写真が嫌いになりそうなときも、ありますね。お客さんとの価格交渉で落ち込んだり、機材が重くて体を壊しそうなときとか。
若くて才能のある写真家を見て、絶望しそうになるときもあります。でも、やるしかないので。
織田:以前、単価が高い犬の絵ばかりを描いていて、気が狂いそうになったことがあります‥。
ニシキド: 僕は、締め切りが近づいてるのにゲームをやってるときに「なんでゲームやってるんや‥」って嫌になりますね。(笑)
得意を活かすために、大切なこと
- 過程も発信すること(見てもらえる工夫をする)
- 得意なことの、好きな部分をみつける
「得意=好き」とは限らない、という話や「好きなことでも、嫌いになりそうなときもある」という話が特に印象的でした。
つい「得意を活かして仕事してる人ってきっと、何もかもうまくいってるんだわ…!」って思いがちだけど(思ってた)、そんなわけはなくて。
結局は発信しつつ、とにかくやり続けていくしかないんですよね。
“葛藤しながらも、得意なことを活かして生きていく“っていうそのストーリー自体が魅力的だし、ステキな生き方だよな…!って感じた、第2部でした。