さまざまな角度から、これからの働き方について知れたイベント「働き方改革トークライブin大阪」。
最後は、女性必見!「輝く女性フリーランスの働き方」です。
とはいえ、良い意味で「女性だから」って特別なことはないんですよね。
3名とも、自分の芯をしっかり持っているからこそ活躍されてるんだと感じる内容でした。
第1部レポはこちら▷ 情報発信で稼ぐ働き方について【働き方改革トークレポ①】
第2部レポはこちら▷ 自分の得意を活かす働き方とは?【働き方改革トークレポ②】
Contents
第3部 輝く女性フリーランスの働き方
第3部に登壇されたのは、この3名。
- 越境パラレルワーカー れいちぇるさん(@Rache1_1)
- 陶芸作家 ユキガオさん(@yukigao_22)
- ジャグアアーティスト なっちゃん社長さん(@jaguaartsalon)
なぜ、フリーランスという働き方を選んだ?
れいちぇる:3年半会社員をやりました。
会社員時代、行きたい部署があったけど、簿記の資格を持っていたせいで、行きたくない経理系の部署に行くことになってしまったんです。
頑張ってとった資格のせいで、自分のやりたいことができないなら、資格とらなければ良かったと思いましたね…。
激務で「給料いらないから、時間が欲しい」と思ってました。
転職して2社目は、効率よく仕事を終わらせて空白の時間が生まれたんですけど、それでも決まった時間までは帰れないじゃないですか。
どちらも上手くいかなくて「それならフリーランスで働こう」って結果的にフリーランスになった感じです。
なっちゃん:アルバイトをしていたときに家賃を払えなくて、家を出ないといけなくなったんです。それで移動しながら働けるツールが必要ってなって、「自分にできることは?」と考えるようになりました。
似顔絵を描いてたんですけど、「人と話しながらできるものが良い」と思って、ジャグアアート(ボディーアート)になりました。
ユキガオ:わたしは波に流されるように大企業に就職して、29歳まで働いたんです。働いてるときは上司に「面白く仕事しようよ」とか言われたけど、面白くならなくて。
「わたし、会社を辞めたら何もできない。もし何かの事情でやめなきゃいけなくなったら、ヤバいぞ。」という気持ちがありました。
あるとき、たまたまデートで行った陶芸体験が面白くて。
「これなら、面白いと思ってやっていける…!」と思いました。
もともと器が好きで、買ったりしてたんですけど。
面白いことって、いくつになって出会うかわからないですね。
1日の仕事スケジュール
れいちぇる:いちばん困る質問!(笑)
2割は海外行ってて、あと国内は東京や大阪を行ったり来たりして、同じ生活パターンってないですもん。
でも午前中は、仕事を入れずにインプットするようにしてます。仕事は13時以降しか入れない。
るってぃ:僕は、朝はブログを書いてアウトプット、昼間は眠くなるから人としゃべる仕事を入れるようにしてる。
なっちゃん:朝8時くらいには、頑張って起きるようにしてます…。
ユキガオ:特に決まってないけど、けっこう朝6時とか7時に起きますね。それで夕方までぶっとおしで仕事して、夜はまた違う仕事をやってます。
るってぃ:ちゃんと休んでる!?
ユキガオ:「休みって何?」みたいな。仕事といってもやらされてる感がないから、いつまでもやっちゃいますね。
女性だから困ったことは?
れいちぇる:特にないですね。最初は、地雷クライアントとか怪しい人の判断がつかなかったけど…。だんだん見る目が養われていきました。
なっちゃん:特にないですね。むしろメリットでしかないくらい。
結婚、出産についてどう考えてる?
れいちぇる:タイミングはあまり考えてないですね。なるようになる。
ユキガオ:自分が動かないと収入が発生しないので、計画的にした方が良いとは思いますね。
一歩ふみだすための、情報収集について
れいちぇる:転職しようとしても、未経験だと販売とか営業しかなくて。
新しい業界に入るのは大変で、結局、今やってることを武器にしないといけなくなるんですよね。
最初の頃はツイッターで「フリーランス」で検索して、引っかかった人を上から100人フォローして「こういう生き方があるんだ」と知っていきました。
例えば、ライティングをやったことないけどやりたい人は「ライター」で検索してフォローしてみると良いと思います。
ユキガオ:わたしは、今まで石橋をたたいて割ってきてしまったんです。チャンスを逃してしまったこともあると思う。リアルの情報収集が、けっこう大事ですね。
陶芸をしてる人に「会いたいです。」と突撃して、アドバイスをもらう関係になったりしましたよ。ロールモデルに会うのは、大事。
るってぃ:自宅と会社の往復だと、想像以上に凝り固まるからね。僕はロールモデル5人の良いところだけを参考にしてる感じ。そうしたら、オリジナルになるから。
働き方改革は、まず知ることから
本人の希望にかかわらず、今のスキル重視で配属が決められてしまうことや、「辞めたら何もできない?」という不安…。
会社員のジレンマ、めっちゃめちゃ共感できました。
今回、「3人みたいな働き方をしてる同世代の女性がいるんだ!」と知れたのがすごく良くて。女性フリーランスだけで3名もの話を聞けるって、珍しいですよね…!
本当にやりたいことなら、今日からふみだそう
第3部終了後、最後の質疑応答では次々手が挙がって、時間内におさまりきらないほど…!
- 本当にやりたいことなら、ふだんより1時間早く起きてでもやるはず
- 他人の軸で生きないこと
- 2か月あれば人生は変えられる。今日からやろう!
この3つの言葉は特にグサグサッとささるものがありました。
今回みたいなイベントやSNSでまずは情報収集して、「面白そう!」と思ったことは時間をつくってでもやってみよう、と思えたイベントでした。