「感動して、泣けるビジネス書」
一昨年、なにげなく手に取ったSHOWROOM代表 前田裕二さんの「人生の勝算」を読んだときに感じたことです。
そんな前田さんの最新作、メモの魔力はとにかく実用的!
ビジネス書って、読むだけで終わりになりがちですよね?
だけど「メモをとる」なら誰でもすぐ始められる上、良いことづくめなんです。
Contents
メモの魅力とは?
1.自分を知れる
「あなたはどういう人間ですか?」「何がしたいのですか?」「一番大事にしていることはなんですか?」と突然聞かれて、とっさに答えられる人はなかなかいないでしょう。
参照:メモの魔力
何かを決断しないといけないとき、判断に迷ってしまうことってありませんか?
就職・転職、結婚…大きな決断から、日頃の小さな決断まで。
決めた後も、周りの誰かが上手くいってるのを見ると「これで良かったのかな?」とモヤモヤしてしまったり。
ちなみに私はしょっちゅう迷ったり、他の人を見てうらやましく思ってしまったりします…。(ブレブレ)
でも、自分の考えについて徹底的に「why=なぜ?」を問い続けてメモしていくことで、自分の人生の軸が分かり、迷わず進んでいけるんです。
メモの魔力の巻末には、特別付録として、前田さんが実際に大学時代に答え続けた「自己理解1000問」が載っています。
twitterでは「#1000問ノック」が賑わってるので、一緒に頑張っている仲間を見つけたいときは、のぞいてみると良いかもしれません。
ちなみに前田さんはなんと、就職活動のときに自己分析ノートを30冊以上作ったそう。
2.「抽象化→転用」でインプットしたことを無駄なく活かせる!
▷抽象化
起こった事実(ファクト)に対して「何か気づきはないか?他に応用できることはないか。」と考えること。
▷転用
抽象化で得た気づきを元に実際の行動に結びつけること。
この部分、すっごく勉強になりました…!
というのも私自身、昔から読書やイベントでインプットをするのが大好きなんですが、実際にどう活かせば良いのかが分からなくて。
「面白かったけど…これ、私の人生に何か意味あるのかな?」
と思ってしまうこともあったんですよね。
でも抽象化して、実際に行動にまで結びつけたら、どんなことも学びになるんです。
そのためにはまず転用先、つまり実際に学んだことを活かす先が分かってないといけないんですよね。
前田さんでいうところの、ライブ配信サービス「SHOWROOM」です。
…とはいえ「学んだことを活かそうと思える先がない」という人も多いはず。
そんな場合は、本文にも書かれてますが、まずは自分を知ることを優先にして、事実→抽象化までを書ききることから始めましょう!
3.「想い」が強くなる
夢、願いを紙に書き付けることで、その想いは格段に強くなります。紙に書いたものを、何度も見返すことで、その想いは本物へと成長し、そうして強くなった願いは、心の中にへばりついて離れなくなります。
参照:メモの魔力
たとえば、好きなものを「好き」って言ったり書いたりすることで、想いが強まることってありますよね。
なんでも、書くことで脳がインパクトを受けるからなんだそう。
「夢をただ何となくイメージしているのと、具体的に分かる言葉にまで落とし込んでいくのとでは、自分の中での夢への思考の深さが全然違う」という言葉にめちゃ納得しました。
心の中で何となく思ってたことを、いざ言葉で説明しようとすると難しいんですよね…。
自分の想いに気づき、強めていくために、ちゃんと言葉で書きつけておくことは大事なんですね。
4.話の骨組みがわかるようになる
さらに、相手が話していることをメモに取ることで「今、何の話をしているか」を把握する力(構造化能力)も身につくんです。
イベントや講演会に行くと、登壇者の話の分かりやすさに驚くことってありませんか?
それは「今、どこの話をしているのか」「次は、どういう段取りで話を進めていくのか」が綺麗に構造化されているからなんですよね。
私はたまにイベントのレポートを書いたり、実況ツイートをするんですが、そのときはゾーンに入ってメモをとるし、話の組み立てを把握せざるを得ないので、構造化能力を鍛えられるなあと感じます…!
自分で話をするときに「あれ、今何の話してたっけ?」ってなる人には特に、おすすめしたい活用方法です。
ちなみに私は「説明が分かりにくい」と言われることがあるので、引き続きメモで構造化能力を磨いていこうと思います…!
結論: メモはまさに「魔法の杖」
メモを取ることで人生が変わる、というのは、決して僕が「今回、本にするから」と誇張した表現ではありません。
100%心から、本心で言っています。
参照:メモの魔力
前田さんが”人生が変わる“と言うほど、メモにはいろんな効果があるんです。
今回は、まだ自分のことや、やりたいことがはっきり分からない人におすすめの活用方法に絞って紹介しました。
というのも、わたし自身がまだそのフェーズにいるからなんです。
やりたいことがはっきり分かったら、次は転用し実際にアイデアを生み出すことにメモを活用したいと思います。
やりたいことがまだ決まっていない人、やりたいことは決まっているけど、もっとアイデアを出したい人…
色んなフェーズの人に役立ち、ささる内容になっているので、ぜひチェックしてみてください!