今回は、先日行なわれたはあちゅうさん×ハヤカワ五味さんのイベントについてレポートします〜!
参加したのは、OSAKAしごとフィールド主催の「はたらく学校文化祭」
https://twitter.com/OSF_JOBhunt/status/1085012578412183555?s=20
テーマは「したたかに生きるオンナのワーク&ライフハック」ということで、女性ならではの内容もありつつ、働くことについて改めて考えさせられる学びの多いイベントでした。
Contents
キャッチフレーズについて
まずは、登壇者おふたりの紹介からスタート。
キャッチフレーズに、おふたりの仕事に対する姿勢や考え方が分かりやすく表現されているのが興味深いです。
▼ハヤカワ五味さん
"キュートアンドクレバー"
ハヤカワ五味さんのキャッチフレーズ。
「可愛げがあり、したたかなイメージ」
女性経営者は「髪ふりみだして」という印象があるけど、それとは違ったイメージを。#はたらく学校文化祭
— きよ (@kyonchan_kyon) February 21, 2019
働く女性に対する「髪ふりみだして」っていう印象、正直めちゃ分かります…。
“身なりに気をつかったり、キュートさを大事にする”って仕事が忙しいとつい忘れがちだけど、前向きに働き続けるためにはすごい大切なことですよね。
▼はあちゅうさん
https://twitter.com/kyonchan_kyon/status/1098528295925075968?s=20
はあちゅうさんは元々ブロガーで、「ネット発の作家だからこそできること」を切り拓いているのがかっこいいですね。
マイルールは?
現在はあちゅうさんは、フリーランスでブロガー・作家。
ハヤカワ五味さんは、株式会社ウツワの代表取締役で経営者。
おふたりの、仕事に対するマイルールとは?
決断するための余白を残しておく
「決断するための余白を残しておく。」
☑️情報で自分は作られる。 邪悪な情報に触れないように
☑️要らないメールの削除だけでも、意外と意識を使う…!#はたらく学校文化祭
— きよ (@kyonchan_kyon) February 21, 2019
日々なにげなくやっていることに、意外と時間や労力って奪われてるんですよね…。
仕事が充実して忙しくなるほど「いかに無駄を省いて効率よくやるか」は大事ですよね。
常に働き方をアップデートする
【常に働き方をアップデートする】
はあちゅうさん「勝間和代さんの本を読んでから、今日はパソコンを持たずスマホだけで大阪に来た」
「尊敬できる人のやり方を盗み見る。」
五味さん「実行に移すまでが早いのが、はあちゅうさんらしい。」#はたらく学校文化祭
— きよ (@kyonchan_kyon) February 21, 2019
「前例踏襲」の多い職場で働いてることもあり、この言葉にはどきっとさせられました。
自分が尊敬する人を見つけて、素直にその人のやり方を吸収することが成長していくためには必要なんですね。
「当たり前のこと」をちゃんとやる
まめに連絡する、わからないことはわからないと言えるだけで評価される(ハヤカワ五味さん) #はたらく学校文化祭
— なおみ@ブロガー (@imoanlife) February 21, 2019
分からないことがあっても「こんなこと聞いて良いのかな」と思って聞けなかったり、「後で良いかな」と思ってつい連絡を返し忘れてしまうことってありますよね。
「当たり前」のことがちゃんとできるだけで上位の存在になれる、という言葉が印象的でした。
働き方についての質疑応答
続いては、あらかじめ用意された質問や、参加者からの質問にはあちゅうさん、五味さんが答えます。
おふたりとも「したたか」というか、周囲に流されない自分の軸を持っていました。
日本の宗教は「世間体」
https://twitter.com/trnhsmochi/status/1098536896840364032?s=20
日本では「やりたいことをやる」っていうとなぜか「身勝手でわがまま」っていうイメージがありますよね。。
「そんな甘くない!我慢すべき!」と言われたり。
はあちゅうさんの「我慢した人の行きつくところは、誰かのアンチですよ」という言葉が印象的で。
周囲の目を気にして選んで、うまくいかなかったら不満を言うのではなくて、自分で選んで、選択に責任をもって生きたいですね。
苦手な人とつき合うコツは?
https://twitter.com/imoanlife/status/1098537027753074688?s=20
はあちゅうさん「自分の人間関係よりも、仕事の成果の方が大事。」
「お給料をもらってる以上、仲が悪いことよりも、仕事でミスがあった方がまずい。」
「日本人は丸く収めようとするけど、合わない人とはぶつかっても良い。」#はたらく学校文化祭
— きよ (@kyonchan_kyon) February 21, 2019
「仕事の成果の方が大事」という言葉。ちょうど私も同じことに悩んでいたので、とても響きました…。
本来の仕事の目的って、”成果を出す“ことですよね。
なのに日々働くうちに、いつの間に「周りの人とうまくやる」ことが目的にすり替わっちゃってたんだろう、と。
ときには嫌われてでも成果にこだわるという仕事への姿勢はとてもかっこいいし、私も「本当に大切なこと」をなあなあにせず、ちゃんと仕事に向き合おうと勇気をもらえました。
パートナーとの向き合い方
五味さん「家事外注で"外の人がやると、どれくらいかかるのか?"を知ってみる」
「お互いに会話の時間をとることも大事。」#はたらく学校文化祭
— きよ (@kyonchan_kyon) February 21, 2019
おふたりとも感情的にならず、冷静に判断されているのがすごい。
考えてみればパートナーとの生活もある意味”事業”であって、うまくやっていくには「働くこと」で得たことが活かせるんでしょうね。
パートナーとは、お互いに補い合ったり、きちんとコミュニケーションをとれる関係でいたいなあと思いました。
転職活動について
「最初の会社がいちばん良い」ってなかなか無い。
恋愛では最初の人と結婚するとは限らない。
けど会社になると、みんな一発目で運命の人を引こうとする..
仕事内容も給料も、すべてが自分の思い通りということはなかなか無いはず
色んな会社を経験することは、強みになる。#はたらく学校文化祭
— きよ (@kyonchan_kyon) February 21, 2019
「転職だって、1回したら終わりじゃないから。何回しても良いんだからチャレンジしてみてほしい」という言葉が印象的でした。
就職や転職のときって「絶対に失敗してはいけない…!」って考えがち。
でもそうなると、挑戦することが怖くなって「守り」の選択しかできなくなるんですよね、、。
私自身はこれまで「守り」の選択ばかりしてきたんですが、イキイキと仕事の話をされているおふたりを間近で見て、「もう一度自分の働き方を考え直してみよう」という気持ちになりました。
自己肯定感が低い。どうすれば良い?
Q.自己肯定感が低い…
A. すごく元気な人を、近くに置いておくと良い✨
自己肯定感を気にするのって、自分の「内側」を見てる人。
「自己肯定感なんて考えたことない…!」っていう人のそばにいると、元気が出る。#はたらく学校文化祭
— きよ (@kyonchan_kyon) February 21, 2019
簡単に自分自身の性格なんて変えられないから、それならそれなりの対策法を考える方が早いし確実ですよね。
これもある意味「したたかに」生きる、ということなのかも。
子どもを産む覚悟について
Q.子どもを産むと「自分ひとり」の人生は終わって、後戻りはできない。どうやってその覚悟を決めるか?
A.はあちゅうさん「"覚悟"を決めないようにしてる。」
「"ひとりの時間が無くなるかも…"と思うと、産むのが怖くなる。」
「楽しそうにしてる妊婦さんをたくさん見る」#はたらく学校文化祭
— きよ (@kyonchan_kyon) February 21, 2019
子どもも他人。
家族。じぶんの支配下ではない。
じぶんの体の一部ではない。
他人だからこそ尊重したい。
最大限、その人の尊重したい。#はたらく学校文化祭 #ハヤカワ五味— 寺嶋 みほ@コンテンツディレクター×恋愛アドバイザー (@yuka0715mt) February 21, 2019
この質問、私自身めちゃ慎重な性格だから共感しました…!
でも「大変」という声も「楽しいよ」という声もどっちもあるからこそ、どちらに耳を傾けるかは自分次第なんだなあと。
せっかくなら、ポジティブな声に耳を傾けていく人でいたいなって思わされました。
自分にとって「大事なもの」を大切に
https://twitter.com/suuharu18/status/1098546655102566401?s=20
はあちゅうさん「SNSがあることで"何者かにならないといけない"という想いが強くなっている。」
「"有名にならないと"というのも、呪いなのかもしれない。」
「誰にとって良いかどうかよりも、自分にとって"大事なもの"を大切にする選択を積み重ねてほしい。」#はたらく学校文化祭
— きよ (@kyonchan_kyon) February 21, 2019
イベント中にも何度か出てきたように、とにかく大切なのは「自分で考えて判断すること」なんですよね。
「周りが言ってるから」で決めてしまうのは、実は危険なこと。
我慢して生きて、いざ誰か他の人がうまくいってるときにモヤモヤしたり、素直に応援できない人にはなりたくないな、って強く感じました。
そしておふたりの話を聞いていると、仕事と生活がしっかりつながっているのがステキだなあとも感じました。
仕事で得たものを普段の生活に活かしていたり、良い意味で仕事とプライベートのオンオフのない働き方って良いですよね。
志をもって仕事をされているおふたりが、とても魅力的で。
「わたしもやっぱりずっと働いていたい、もっと頑張るぞ…!」と思えたイベントでした。